RETREATArchitecture ――― 富津リゾート・ケープショアガーデン大貫ヴィラ

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RETREATArchitecture ――― 富津リゾート・ケープショアガーデン大貫ヴィラ

CONCEPT

穏やかな内房の海に面し、オーシャンビューの向こうに富士山と都心の灯りを望むセカンドハウス。

多忙を極めるオーナーがつかの間得られる短い休日をフルに使うために、都心にある住居から一時間程度でアクセスできる立地が選ばれました。

限られた時間で心と身体の濃密な回復を得るための『非日常空間の表現と演出』をメインコンセプトとしています。

その演出は、自家用車で都心を後にするところから始まっています。

都市の喧騒を抜けると、車は東京湾をくぐり海上を走ります。「海を越える」という体験がそこにあり、
車を降りたときには、既に日常と自分とは海で隔てられています。

首尾よく早い時間に出発することができれば、夕日が落ちる前に車は目的地へ到着するでしょう。

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RETREATArchitecture ――― 富津リゾート・ケープショアガーデン大貫ヴィラ

ENTRANCEエントランス

この建築のテーマが凝縮されたエントランスアプローチ。

薄暮の空の下、海辺のヴィラのゲートが開くと、
アプローチに埋め込まれた照明が まるで滑走路のようにオーナーを誘います。

その向こうに見える、夕刻を迎え深い青紫を見せる内房の海。

建築とロケーションのすべてが、あなたを迎え癒すために配置されています。

あなたの車は低く呼吸を整えながら、静かにヴィラの中へ滑り込むでしょう。

パティオまで乗り入れ、車のドアを開ければ、そこは既に誰にも邪魔をされないプライベート空間です。

まるでそれは、深く意識の下に潜航するかのような、静かで自然なリトリートへの導入(アプローチ)です。

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RETREATArchitecture ――― 富津リゾート・ケープショアガーデン大貫ヴィラ

Livingリビング

防砂林を挟み海の向こうに東京から横浜・横須賀・伊豆半島を一望する展望は、西に富士山をも望みます。
その眺望を居住空間に導入するために、海側は全面の窓とし、内房の穏やかな海に広く開いています。

船舶がゆっくりと往来する東京湾。窓を開ければほのかな海の匂いと静かな波の音、頬をなでる海風。

それらすべてがあなたの五感を静かに・豊かに刺激し、解放していきます。

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Patio中庭

このリトリートの設計には車の役割が明確に組み込まれています。
それは日常から非日常空間へとオーナーを運ぶ「魔法の絨毯」でもあり、またオーナーの寵愛を受ける美しい愛馬のような存在でもあり――。

到着し愛車を降りると、そこは建物に包まれ空へと開いた“中庭”(パティオ)
すでにゲートは閉じ、仕事は海の向こうです。周囲の建物も視界には入ってこない、完全に私的な空間にいます。

パティオは陽光や天候の変化を取込む機能を担いながら、内と外の中間領域となっています。
暖炉の暖かさを感じながら愛車の隣に座り、周囲の空気があなたに浸透するのを待つのもよいでしょう。

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RETREATArchitecture ――― 富津リゾート・ケープショアガーデン大貫ヴィラ

Teracceテラス

テラスに立つと、眼前に海、そして遠くには富士山までの眺望が広がります。

立地の優位点を余すところなく活かし、海とあなたが直接対面するかのような開放感に包まれます。

寝室/多目的ルームから、パティオ、リビング、テラスへと、徐々に外部へと開かれていく配置は意図されたものです。
“層”(レイヤー)を段階的に配置することで、空間の性質が“内向”(introvert)から“外向”(extrovert)へグラデーションを描きます。

このリトリートに深い癒しを求める個人にとっては、そのときの心の状態に応じ「心地いい場所」を選択することを可能にし、
パーティが催される際には、パティオ・リビング・テラスがそれぞれ深度が異なる空間として機能し、ゲストの回遊を誘いながら心地よいパーティションを提供します。

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RETREATArchitecture     Tai and Associatesによるリトリート建築

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「リトリート」とは <待避所・避難所> という意味を持つ単語です。
Tai and Associates がリゾート建築とリトリート建築を分けてカテゴライズをするのは、建築の用途に違いを認めるためです。
ランニングシューズとビジネスシューズが異なるように、スポーツカーとSUVの形が違うように、機能はその設計に大きな影響を与えます。
リトリート建築はまさに、ビジネス・アスリートとして多忙な生活を送るオーナーのための建築です。

回復のための非日常空間

リゾート建築と違い、リトリート建築には数日~一週間程度の比較的短期の滞在を想定します。

主たる目的は、飽くまでオーナーとご家族のための非日常空間として機能すること。
滞在者を日常から切り離し、深く癒される特別な空間を演出すること。そして、日常へ戻るための活力を与えること。
短い滞在期間の中これを実現するために、あらゆる手段を尽くします。

都市圏から近いため、数家族~大人数を招いてのパーティ利用もあり得ます。アクセスが容易ですから、パーティゲストも当日~数日の短期間の滞在が多くなるでしょう。
ヒアリングを通じて構築する、オーナーの求める利用スタイルから機能と設備を設計していきます。

Tai and Associates だからこそできること

私たちは湘南地域・内房地域など、都市近郊に数多くのセカンドハウス建築をご依頼いただいておりますが、一つとして同じ建築はありません。
オーナーの<想い>を形にすることで、その敷地の持つ特徴を設計に活かすことで、そして品質・デザインともに常に Tai and Associates の矜持に恥じないクオリティを追求することで、どの建築も唯一無二の個性を纏っています。
あなたと Tai and Associates が実現する建築も、世界にひとつ、類を見ないものとなるはずです。

現地企業とのアライアンス体制

セカンドハウスは滞在期間が限られるため、通常の住宅とは違うメンテナンスや防犯機能が必要となることがあります。
Tai and Associates は信頼できる協力企業との連携により、土地探しから保守・防犯・メンテナンスなどのアフターサポートもご提案しています。

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